豊島区 TENOHASIさん~東池袋中央公園での配食~

生活困窮

こんにちは、あおやんです。今回は豊島区で路上生活者、生活困窮者の支援活動を行っているTENOHASIさんに伺いました。サンシャイン60の隣、東池袋中央公園での配食イベントです。
今の生活が苦しいと聞くと『自己責任!』ってなってしまう方も多いかもしれません。お話を聞くと巡りあわせの悪さや体や心の原因、現行の制度にピタリと合わない等、様々な要因から苦しい状況に置かれている方がいらっしゃいます。TENOHASIさんの活動やホームレス状態になってしまう原因などを勉強してきました。
※今回の記事は2023年9月に作成しています。お弁当の配食などの日付場所は都度確認してくださいね。

TENOHASIさんの活動

TENOHASIさんは複数の団体さんが合体して2003年に結成されました。ボランティアコアスタッフさんが35名いらっしゃいます。池袋を拠点に、孤立してホームレス状態にある人々のつながりを取り戻し、安心して生きていけるようにサポートすることを目的とされています。そしてこの現実を広く世間に知ってもらうことによって差別や偏見をなくし、孤立している人や生活に困っている人々がいたら、自然に手を差しのべるような地域社会をつくることを目指しています。

●炊き出し(配食)活動
・配食
毎月第2・第4土曜日の18時~池袋中央公園でお弁当の配布をされています。以前は炊き出ししていましたが感染症予防のためにお弁当を配布しています。
・衣料品
第1土曜日に同じく東池袋中央公園にて衣類の配布もされています。
・夜回り
毎週水曜日21時半から池袋周辺を廻りおにぎりと支援情報を掲載したチラシを配布されています。

こういった活動は信頼感と関係性作りの為。夜回りでおにぎりを持っていっても受け取らない人もいるみたいです。そういう時には『どんな理由があるのかな』と考えを巡らせるのだそうです。なぜ(食料だけでなく)支援を受けたくないのか。
こうして地道な活動を続けて相談をしてもらえる状況を作っていきます。相談を受けてから生活困窮や路上生活からの改善の支援スタートです。ひとりひとりの置かれている状況、考え方、生き方は違います。支援者として寄り添う姿勢を大切にしているのですね。

●生活応援
・シェルター運営
ホームレス状態の方が直接入居できるアパートを提供しています。現在行政に生活保護の申請に行くと共同の宿泊所を紹介されることが多く、人間関係のストレスから逃げ出してしまう方も多いのだとか。TENOHASIさんでは個別のお部屋を用意してあげています。現在は16室を管理されています。

・申請の同行
生活保護や緊急一時保護センター入所を望まれる方が、役所への申請に支援を希望されたときに同行します。手続きの案内・役所との折衝の手伝いから、医療機関や宿泊先への同行など、落ち着き先が決まるまでサポートします。役所に行っても何を話せばいいか戸惑いますよね。一緒に行ってくれるなら心強いです!

東池袋中央公園での配食に伺いました。

●配食
521人の来場です。公園をぐるっと一周して皆さん並ばれていました。
18時からのお弁当の配布が30分ちょいでなくなってしまいました。

今日はお弁当、お茶、トマト、食パン、ジャム、日用品キットがもらえます。

スーパー行くとトマトは高いですからね、これはありがたいです。真っ赤でパン!としてておいしそう(●´ω`●)

●生活相談
19件の相談を受けられて、週明けにお二人の生活保護の申請に同行されます。
自殺防止の記事でも書きましたが、抱え込まず相談してくださいね。

●医療相談
体と心の相談を受けてくださいます。血圧を測ったり、『糖尿が心配』と仰る方に足の触診をされたり、皆さん親身に対応されていました。88件の相談を受けられていました。

●針灸
こちらのテントで針灸もやってくれます!
7件の施術がありました。

●散髪をしてあげてる方もいました。
もう26年もつづけているとのこと。北千住(!)から来る方もいるようです。『(散髪を)期待してきてくれるのにやっていなかったらがっかりするでしょ、やめるわけにはいかないよ』と仰っていました。髪の毛が長いままだとビルの中に入れなくなったり、就職活動にも悪影響が出てしまうので、それを防ぐ意味でも切ってあげたいとのこと。

『ホームレス』状態になってしまうのは自己責任だけじゃないのです!

ホームレス状態になるには様々な理由があります。
TENOHASIさんのホームページを拝見するとホームレス状態は大きく分けて以下の2パターンに分かれます。

『派遣切り』『怪我』『勤務先の倒産』『就職の失敗』『家族の介護のための資金難』『認知症になりアパートを出されてしまった』。こういった一度社会に出たけど、失業し家賃を払えなくなり家をなくしてしまった方。

『親からの虐待から逃げて』『生活保護があることを知らない』『コミュニケーション障害により自分の意思(困っているということ)を伝えられない、わからない』『義務教育を受けていない』『人間関係が怖くなって』『知的障害をもって』『非正規雇用の不安からアルコール依存症に』『統合失調症』『認知症が悪化して家に帰れず』『病院から抜け出してきて(頭部に手術の跡があったそう)救急車に乗るのを拒否』。このように障害や虐待などから生きづらさを感じ、親の死、家族との仲違いで家をなくしてしまった方。

→どちらも場合でも『自己責任』で括ってしまうわけにはいきません。今は景気も不安定(私の同業仲間もどんどん閉店しています)、AIなど技術の進歩もあります。誰にとっても今の仕事がなくなってしまう可能性はあります。自分が苦しい状況に置かれたときに『自己責任でしょ』だと辛すぎませんか。
もちろんわからなくもないですけどね、昨今はギスギスし過ぎです。

まとめ

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今回の取材では嬉しいことに私の母校の学生さんが参加されていました。私が高校を卒業したのが2001年なので高校生である彼らが生まれる前ですね。2人とも暑い中一生懸命にボランティア活動に取り組んでいました。きっかけを聞いたところ、自分の家の近くで『ホームレス』状態になっている方がいて、自分でも何かできないかなと先生に相談して(すごい!)、TENOHASIさんを紹介してもらったそう。あおやんおじさんが高校生の頃はそんな発想力も行動力もなかったですよ!
ボランティア活動の皆さんのように他人を思いやれるような人が増え、もっと優しい社会になると良いですね。

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 ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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