空き家問題~固定資産税が上がるかも~

地域の問題

 こんにちは、あおやんです。今回は空き家問題を調べてみました。レオ(飼い犬のチワワ)とのお散歩コースにも草に覆われていて一部が壊れている建物があるので空き家について気になってに調べてみました。

空き家について

総務省さん 空き家統計
平成30年住宅・土地統計調査の結果、空き家数は848万戸と過去最多となり、全国の住宅の13.6%を占めていることが分かりました。
 空き家については、少子高齢化の進展や人口移動の変化などを背景に、増加の一途をたどっており、管理が行き届いていない空き家が、防災、衛生、景観等の面で人々の生活環境に影響を及ぼすという社会問題が起きています。また、少子高齢化が進展する中、空き家の有効的な利用のための対応が各地において必要とされています。

国土交通省さん 全国地方公共団体空き家・空き地情報サイトリンク集

●空き家の法律改正(令和5年3月)で税金が上がるかも!?

現状ではひどく状態が悪化していないけれど、今後も放置してしまうと周囲に大きな悪影響を及ぼす「特定空き家」となり得る空き家を「管理不全空き家」として指定されるようになります。このことにより行政による改善の指導・勧告がスムーズになります。勧告を受けた「管理不全空き家」は、固定生産税が1/6に減額される住宅用地特例が解除されます。

空き家があることによるトラブル(AI)

  1. 周辺地域の美観低下:空き家が多く存在する地域は、風化した建物により街全体的の美観が低下しやすいです。そのことにより地価の低下なども引き起こす可能性があります。
    また草木が隣地に越境したり電線に接触するなどの悪影響も発生します。このことで電線から火災が起きたり通信へ被害、停電なども起きる可能性があります。
  2. 風化による安全問題:放置された建物は風化や崩壊のリスクが生じます。隣地の建物や通りかかりの人が巻き込まれる可能性もあります。
  3. 犯罪の温床に:空き家は放置されているため、不法侵入や不正利用、放火などの犯罪行為のリスクが高まる場合があります。
  4. 観光や地域振興への悪影響:空き家が多い地域は、観光資源や地域振興のポテンシャルを最大限に活かせないことがあります。観光客や新しい住民が訪れる際、美しい景観や魅力的な環境がないと地域の魅力が低下する可能性があります。
  5. 動物・害虫被害:放置された建物は暖かく、隠れる場所として利用されるため、ネズミや害獣の生息地として適しています。これにより、周辺地域でネズミや害獣の増加、フン公害、近隣住民への危険が見られる可能性があります。同様にシロアリ、蚊なども増える可能性もあります。

空き家が発生する原因(AI)

空き家が発生する原因は複数あります。以下にいくつかの主な原因を挙げてみましょう:

  1. 高齢化と人口減少:高齢化が進む地域では、住民の死亡や引っ越しにより空き家が増加します。また人口減少により居住や賃貸事業などのニーズが減少し空き家が増加する傾向があります。
  2. 相続問題:複数の相続人がいる場合、空き家の管理や所有権の調整が起こることがあります。相続手続きが進まないまま建物が放置され、空き家となるケースがあります。
  3. 経済的な困難:建物の維持・管理にはコストがかかるため、経済的な理由から所有者が放置するケースがあります。特に古い建物の場合、リフォームや修繕に費用がかかる場合があります。
  4. 過疎化と都市部への移動:地方都市や農村地域での過疎化が進むと、若者が都市部に移住する傾向があります。これにより、地方地域で空き家が増加することが起こります。
  5. 不動産投資目的:一部の所有者が投資目的で不動産を購入するものの管理や利用に興味を持たず、放置することがあります。特に経済的な収益を求めるために投資した不動産が長期間無人となるケースがあります。同様に別荘などが空き家になることも考えられます。
  6. 都市計画の変化:都市計画の変更や再開発が行われる際、一部の建物が取り壊されるか、利用価値が低下することがあります。これにより建物が空き家となる場合があります。
  7. 災害や老朽化:自然災害や老朽化により建物が損傷し、修復するための投資や資金が不足する場合、建物は放置された空き家となることがあります。

空き家対策、活動団体さん

空き家問題については様々な自治体さん・事業者さんが解決に取り組んでいらっしゃいます。
気になった取り組みについては以下の通りです。

藤枝市さんの移住支援:移住のための空き家リフォームや見学ツアー、移住の補助金交付等
神戸市さんの街づくり専門家の紹介:様々な不動産へのアプローチの相談
生駒市さん いこま空き家流通促進プラットホーム:どこに相談しても良いかわからない方への相談窓口
山梨県さんの空き家事業:空き家を活用して趣のある建物を作っています。宿泊所以外にもシェアスペースなども作ってらっしゃいます。
さかさま不動産さん:空き家の家主と借りたい人をつなげるサービス
アキサポさん:空き家を0円でリフォームしてくださるサービス
クラッソーネさん:解体の一括見積サービス

様々な活動をされている自治体さんがありました。前述の空き家法の改正で各市区町村長が空き家対策に取り組むNPO団体・社団法人等を空家等管理活用支援法人として指定して協力して対策をされています。ひょっとしたら思いもつかない素晴らしいフォローを受けることができるかもしれません。まずは自治体さんに相談するのが良いかもしれないです。
国土交通省さん 空き家対策事業担い手一覧

まとめ

 今回も読んでくださり、ありがとうございます。空き家は様々な問題を引き起こすことと、その対策で様々な自治体さん、団体さんが活躍されていることを勉強できました。空き家も思い切って解体できないのは『思い出』の部分もあるようですね。『廃屋』まで行ってしまうと解体しかないかもしれないですが、その前のまだ使える段階ならば活用方法を見いだせるかもしれないですね。

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 ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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