こんにちは、あおやんです。今回は犬猫保護の活動をされているちばわんさんの保護犬の譲渡会、葛飾いぬ親会にお邪魔させていただきました。ちばわんさんの活動、会場の様子、ボランティアさんのインタビュー記事となります。動物愛護団体さんの活動を知ってもらう一助になれば幸いです。
※ちばわんさんの仰る『いぬ親』とは捨てられてしまったり、飼育放棄され行き場のなくなった犬の新しい飼い主さんのことです。
参考に前回AIを使って作成した動物虐待防止の記事
動物愛護~殺処分がなくなって欲しい~
ちばわんとは
●活動
・ちばわんさんでは①行き場のない犬・猫の家族探しや②不要な繁殖・安易な繁殖を防ぐために犬や猫に不妊去勢手術を実施と推奨をされている団体さんです。この二つの活動を中心に犬たち、猫たちのレスキュー活動をされています。
→『去勢しちゃうのは人間の勝手』『子ども産ませてあげたい』と思う人もいるかもしれませんが、動物たちは人間と違いたくさん出産します。5匹も6匹も一気に産まれたら、その子たち全員をお世話できないですもんね(私はチワワ一匹で手一杯です)。結局、飼えなくなって飼育放棄となり最終的に殺処分となるなら、それはむしろ残酷なことです。
・ちばわんさんは2002年から有志で集まり活動を始められています。これまで犬の譲渡会は500回以上、猫の譲渡会は150回以上開催され、その中で犬は4000頭、猫は2300頭近くを里親さんへの縁をつないでいらっしゃいます。HPを拝見すると江戸川区・葛飾区・市川・流山(と八王子も!?)で定期的に譲渡会を開催されているようです。
そして150名くらいのボランティアさん達で活動されています。ボランティアさんには犬猫をお家で預かる『一時預かりボランティアさん』、犬猫たちを運搬する『運搬ボランティアさん』、譲渡会の運営を行う『イベント運営ボランティアさん』がいらっしゃいます。
→預かり中の犬・猫、お星になった子を合わせたら譲渡の数以上に犬たち・猫たちを救ってきたということですね、すごい!
今回お邪魔した葛飾いぬ親会でお会いした皆さんはみんな親切な人ばかりで人見知りな私も怯えずにお話を聞くことができました。
●多頭飼育崩壊!
※多頭飼育崩壊とは:複数のペットを飼育した飼い主の無秩序な飼い方によって異常繁殖が起きてしまい、飼育が不可能となってしまう現象です。飼い主の制御が聞かない過剰な繁殖が発生してしまい、経済的にも飼育が難しくなり実質飼育放棄に近い状況になることもしばしば。それに伴いフンの垂れ流し、エサの不足、感染症、餓死、害虫やネズミの発生、悪臭、鳴き声騒音などの問題も起きてしまうこともあります。
ちばわんさんでは多頭飼育崩壊が起きた現場のでも活躍されます。飼い主さんと手術の交渉を行い、獣医師さんと連携して一斉の不妊去勢手術を行うなどのレスキュー活動もされています。行政だと殺処分へ直行と心配される飼い主さんへの気持ちのクッションにもなってくれています。
●シェルターがないこと
ちばわんさんではシェルターを持たずに一時預かりボランティアさんの各ご家庭で動物たちを預かり、譲渡先のご家族との生活に早く慣れることを目指しています。シェルターと家庭では当然のことながら環境が違うので里親さんのおうちに早期に慣れるための準備なのです。
→確かに動物たちも慣れていれば溶け込みやすいですよね。見つけてもらえた子たちは幸せですね。
●ちばわんさんから記事を読んでくださっている方へメッセージ(いただいた原文そのまま)
レスキュー活動と言うと、特別なことにように思う方もいらっしゃいますがまずは目の前の愛犬や愛猫を最後まで面倒を見る。そして自分がお世話できなくなるほど数の動物を飼わない。
それも立派な動物愛護だと思います。
それでも、もう一歩踏み込んだ動物愛護活動をしたいと思う方はぜひ一度、譲渡会などに足を運んでみてボランティアさん達と交流を持ってみると何か自分でもできることのヒントが見つかるかもしれません。
●里親さんになることを考えている方へのメッセージ(いただいた原文そのまま)
ペットショップで買うのとは、どう違うのかを知ってもらいたいと思います。
可愛いというだけで安易に命を買うという行為が、これまでたくさんの飼育放棄につながってきました。
一時期、動物愛護センターには飼育放棄された純血種が絶えず収容されて、収容棟はさながらペットショップの店頭のようでした。
幼い犬や猫はよく売れるため、常に子犬や子猫が店頭に並び、早くに親や兄弟から引き離される中で、社会性を学ぶことのできなかった子達が大きくなり問題行動を起こし飼育放棄になる要因の一つとなりました。
そしてその子達を産む親犬や猫が存在します。
その子達だって誰かに特別に愛されて可愛がられる権利があると思います。
命は物のように量産されて消費されてよいわけはありません。
保護犬や保護猫は各ボランティアの家庭で家族と過ごせるように愛情をかけられながら大切に育てられ、本当の家族にバトンタッチできるように基本的な躾や訓練も行います。
そして犬や猫の性格を把握して、より相性のよいご家族とのご縁を結ぶこと。
保護犬や保護猫を迎えるご家族にとっても、犬や猫にとっても、無理なマッチングは行われません。
当日のわんちゃんたち!
みんなとても可愛かったです。少し怖がりさんの子もいましたけど、吠えるでもなく、とてもいい子ばかりでした。撮影に協力してくれてありがとうね。
●フレックくん ボランティアさんとくっついてましたねー。始めましてなのにモフモフさせてくれてありがとうね!
●シーナちゃん この子はすっごい人懐っこい子です。愛嬌たっぷり!
お尻もくっつけてくれました。わんこがお尻くっつけてくれるのは仲良しの証拠なんですよ?
●チョビくん チョビくんはおとなしい子だったけどいいお顔を撮らせてくれました!見学の方とたくさんお話していましたね。
●ジークくん お耳が片方垂れててかわいいね!ちょっとだけでしたがコミュニケーションを取らせてもらいました。優しい目をしていますよ。
●クララちゃん ちょっと怖かったかな?ちょっとだけ触らせてくれました!
●武者くん 彼は元保護犬で今は会場であるどっくwどっくさんの看板犬です!引き取られて大切にされてるのでしょう。良いお顔していますね。
会場の様子
●会場 美容室・喫茶 どっくwどっくさん わんちゃんを連れてこれる美容室さんです。
愛犬を連れてこれるなら長時間お留守番をさせなくていいので嬉しいですね。
●展示 センター収容時のお顔から、その後のにっこにこのお顔へ変わっていくのが素敵でした。
●物販 20周年記念の時計!白文字盤のダイバーズはかっこいいですね。
ボランティア高野さんに教えていただいたこと~まずは相談して~
●多頭飼育・町猫
多頭飼育崩壊の現場も、もともとは親切で拾ってきた子たちがきっかけになることが多いそう。3匹、4匹とおうちに集まる中で不妊去勢手術がされていないことでどんどんと繁殖してしまって、いつの間にか手に負えない数になってしまいます。一軒のお家に100匹以上もいるなんてことも!
また町猫という野良猫に親切でエサをあげていたらいつの間にか仲間も呼んできて、そこでも繁殖をしてしまってこちらも管理できない数になることもあるそうです。
自分ではどうにもこうにもならなくなる前に早い段階から自治体や愛護団体さんに相談をすることで多頭飼育崩壊を起こすことが防げます。
●保護される原因は迷子が多い
動物愛護センターに保護される理由で大きなものは迷子なのだそう。そういえばTwitterでも『探しています』『保護しました』がしょっちゅう流れてきます。わんちゃんがお散歩に行くとき嬉しくて玄関から飛び出す、リードから外れてしまう、網戸を壊して脱走してしまうなど・・。そして家への帰り道がわからず迷子になり保護されます。動物からすると迷子になるということは命綱が切れてしまうのと同じこと、大事な家族が行方不明にならないように注意をして接してあげてください。
●目の前の子を最期まで面倒見る覚悟をもって!
人間も犬も猫もみんな歳を取ります。若い時と同じ様には体も頭も動かなくなります。そうして病気の治療や介護が難しくなり飼育放棄してしまう人が多いのだそう。人間でなくても同じ命です。目の前の一つの命と最期まで歩む覚悟をもってペットをお迎えしてください。またマイクロチップも普及はしているのに登録をしていない子も多いのだそう。ご自身の家族のチップの登録も忘れずに。
→迷子からそんな恐ろしいことになるなんて知りませんでした。確かに飼っているチワワが街中で『ここどこ?』って不安になって歩き回っていることを想像すると胸が締め付けられる思いです。リードは命綱であることをよく認識しました。
ボランティア長島さんに教えていただいたこと~犬たちの表情が変わっていくんです~
●シェルターを持たないということ
わんちゃんたちは環境の変化にとても敏感です。今までシェルターにいた子たちはいきなり里親さんに引き取られてもすぐになれるのは難しい。テレビの音、洗い物をする音などそういったことにも敏感に反応します。一時預かりボランティアのおうちで、シェルターとは違う『普通』の環境においてあげて、犬たちを慣れさせる意味があるのだそう。
●ボランティアのやりがい
最初引き取られた時には不安そうな顔をしている子たちが、預かり先のおうちで『ここにいてもいいの?』とだんだん心を開いていく様子、里親さんに引き取られて家族ができた後の幸せそうな様子とどの子もだんだんお顔が柔らかく・・。里親さんからのワンちゃん達のその後のお知らせが来るのがやりがいなのだそう。ボランティアを始めてペットショップで家庭で可愛いがられている子の陰で悲惨な思いをしている子がいるのを知ってしまったらボランティアをやめられないと仰っていました。
→初めて保護したわんちゃんがなかなか吠え癖が抜けないときのお話をされている時も、とても愛おしそうにお話しされていました。素敵なお話ありがとうございます!
来場者の方のお話
来場者の方もお話を聞かせてくださいました。
もともと犬を飼おうと考えていたところ、ペットショップではなくて保護犬をと心に決めていたそう。
ご自身はボランティアの活動までは踏み出せないけど、保護犬をお迎えすることで次の保護犬がちばわんさんに来るための席を開けてあげたい、命の危機に瀕している子の為に何かできたらと仰っていました。
→譲渡会に見えるくらいでやはり優しい方でした。お迎えされる子は幸せですね。いいご縁がありますように。突然のお願いだったのに、ご協力くださり大感謝です。
まとめ
お忙しい中、記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。
今回は訪問記事ということでしたが、いかがだったでしょうか。
ボランティアの皆さんが頑張っている様子や動物を護りたい気持ちに触れることができて
心が温まりました。
もし今回の記事で動物愛護に関心を持っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
ぜひ、ちばわんさんのホームページやイベントにも足を運んでいただけると嬉しいです。
私はAIを活用してNFTを制作しております。NFTをご購入いただいた収益については販売所さんのお手数料と税金、制作費を控除した後の金額をちばわんさんにお送りしたいと思っています。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。失礼します。
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