市川市南八幡*café ★レストランいつものところ*を訪ねて
はじめに
私が住むJR総武線 下総中山のお隣・本八幡駅。
昨年の8月に、昼食で訪れた*café ★レストランいつものところ*さん。
その時見かけた「いちカレ」の案内、ずっと気になっていました。
今回、改めてお店を訪ねてお話を聞かせていただきました。
温かいカレーを通じて広がる“やさしさの仕組み”をお伝えします。

私の個人アカウントのスクリーンショット📷
いちカレとは
「いちカレ」は、市川市が実施する生活に困っている方への無料カレー提供事業です。
市川市のリンクはこちらです。
現在、市内4か所の飲食店が協力し、毎週決まった曜日にカレーを無料で配布しています。
特徴は、「証明書や申請がいらない」こと。
困っているときに、気軽に立ち寄れる“支援の入り口”として機能しています。
さらに注目したいのが、和洋女子大学 家政学部 家政福祉学科との共同レシピ開発です。
栄養バランスに配慮したメニューを学生たちが考案し、
「おいしく・温かく・健康的に」を実現しています。
行政と地域、そして教育機関が手を取り合う形で進むこの事業は、
まさに地域連携の好例といえるでしょう。

カフェ「いつものところ」さんを訪問して
今回訪ねたのは、市川市南八幡にあるcafé いつものところ。
木の温もりと明るい陽射しに包まれた店内は、まさに“居場所”という空間です。
ちょうどハロウィンの時期で内装もかわいい。
プライバシーがあるのでタイミング見て撮影しましたがお客さん達、楽しそうに過ごされていました。

■ いちカレを始めた経緯
店主さんは、ご自身が経験した“つらい思い”を胸に、
「自分と同じようつらい思いをしているの人のチカラになりたい」と
いちカレに参加。
もともと市役所内の「いちランチ」で料理を提供していた縁があり、
(当時は保健所の方針で温かいご飯の提供が制限されていました)
今回の事業では市川市から声をかけられたそうです。
「ほかほかのごはんを食べてほしい」——
そんな思いから、再び市と連携しての挑戦が始まりました。
■ 提供数と反響
水曜日は約30食、金曜日は約20食を提供。
利用者は高齢の方や障がいのある方、一人暮らしの方などさまざまです。
「いつもありがとう」と笑顔を見せる人も多く、
店主さんは「この場所が少しでも心の支えになれば」と語っていました。
■ おまけ:私も食べてきました
この日は「万博フェア」開催中で、ギネスシチューをいただきました。
とろとろの牛すじにマッシュポテトがふんわり溶け合い、お口が幸せに。
デザートのりんごケーキは外が柔らかく中にクリームがたっぷり。
見た目も味も満点で、まさに“おいしさとやさしさの共演”でした。
※こちらの食事はいちカレではなくて私が当日いただいたお料理です。
カレーと混同しないメニューにすればよかったのですが、フェアに惹かれてました(笑)

貧困問題の現状
日本の相対的貧困率は15.4%、OECD加盟国の中でも下位に位置しています(29/37位)
(2021年・こども家庭庁資料)
子どもの貧困率は11.5%、OECD加盟国の中でも中位に位置しています(19/37位)。
またひとり親世帯の貧困率は44.5%と特に苦しい傾向にあります。
(2021年・政府広報オンライン)
※相対的貧困とは、社会の中で「その国の平均的な生活を送るのに必要な所得」に満たない状態のこと。日本では、等価可処分所得が年間127万円未満(単身者の場合)とされています。
たとえば、
- 食費を削るために一日一食にしている
- 病院に行けない
- 冬に暖房を控える
といった、“ぎりぎりの生活”を指します。
また、「TENOHASI」さんの配食会でも見られるように、
支援を必要とするのはホームレス状態の方だけではなく、
「残業が減って収入が減った」「非正規で契約が終わった」といった
“生活困窮予備軍”が増えているのが現実です。
➡ [TENOHASIさんの配食会の記事はこちら(内部リンク)]
貧困と向き合う団体の紹介
いちカレのように、地域で支え合う取り組みは他にもあります。
- 認定NPO法人 TENOHASI:池袋を中心に炊き出し・相談支援を実施
- 認定NPO法人 フードバンクちば:余剰食品を困窮家庭へ届ける
- 認定NPO法人 キッズドア:子どもの学習支援・居場所づくり
こうした団体が日々、社会の「見えないところ」に手を差し伸べています。

私たちにできることとSDGs
「貧困をなくす」という目標は、遠い話のように聞こえるかもしれません。
でも、できることは身近にあります。

- こうした活動をしているお店で食事や買い物をすること自体が応援になる
- 支援の情報を知り、発信することで誰かの助けにつながる
SNSでシェアしたり、周囲に「こんな仕組みがあるよ」と話すだけでも社会を変える一歩
いちカレのように、地域で人を支える仕組みを知ること・支えることが、
SDGsの目標にも直結しています。
関連するSDGs:
- 目標1「貧困をなくそう」
- 目標2「飢餓をゼロに」
- 目標10「人や国の不平等をなくそう」
まとめ
温かいカレーの香りの奥には、人を思いやる心があります。
「困ったときは、ここに行けばいい」
そんな場所がまちの中にあることが、どれだけ心強いことでしょう。
事業者さんの自身ができることでの支援——
優しさの循環が、少しずつ社会を変えていくはずです。
あとがき
ライターのあおやんです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
みなさんも普段訪れる駅などで*いちカレ*のような事業に携わっていたり
子ども食堂を開催してたりそんなお店を見つけてみてはいかがでしょう。
※ChatGPTにサポートしてもらい記事を製作しました。
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