実際に献血に行ってきました
後半の段落に採血をしてもらったパックの写真を掲載しています。
血液が苦手な方は『まとめ』の段落の前までご覧いただければと思います。

先日、津田沼献血ルームで献血を体験しました。商業施設のワンフロアに位置しており、エレベーターを降りると目の前に受付があります。明るく開放的な雰囲気で、いわゆる「医療機関の緊張感」とは異なる、カフェラウンジのような入りやすさが印象的でした。
受付で過去の献血歴を確認してもらうと、私が最後に献血したのは約10年前。職員の方が丁寧に手順を説明してくれ、初めての人でも迷わない設計になっていると感じました。
タブレットでの問診回答、血圧測定、医師による問診、採血前検査と手続きは進みます。待ち時間には無料のドリンクとお菓子が自由に利用でき、緊張を和らげる工夫が随所にあります。
実際の採血は「痛みはごく小さなチクッとした感覚」で、想像していたよりはるかに負担が少なく、あっという間に終了しました。
採血後は体調確認のために30分程度休み、職員の方から献血アプリの使い方や、血液がどのように医療現場で使われているかも教えていただきました。キャンペーンのプレゼントももらいました。
献血が社会のどこで役に立っているのか、改めて理解できる貴重な体験でした。

献血の流れ──初心者でも迷わないシンプルな工程
献血の流れは日本赤十字社が全国で統一しており、医療安全の基準も厳格に管理されています。献血ルームの冊子「愛のかたち献血」によると、工程は以下の通りです。

- 受付(本人確認・履歴確認)
- 体重計測・血圧計測
- 問診・質問回答(健康状態・渡航歴・服薬状況等)
- 採血前検査(指先に小さな針を刺します)
- 採血
- 休憩(30分程度、体調変化の確認)
採血された血液はすぐに輸送され、検査・分離(赤血球・血小板・血漿)・冷蔵保管を経て医療機関に届けられます。血液は人工的に作れず、長期保存もできないため、この“迅速な供給ライン”が命を支えています。
献血はどのように役立つのか──数字で理解する医療の現実
献血の重要性を実感したのは、冊子に掲載されていた利用データを見た瞬間でした。

●血液はどんな治療に使われているのか?
- 33.0%:がん治療
- 17.7%:消化器系疾患
- 14.3%:循環器系疾患
- その他:大手術、多発外傷、難病治療など
(日本赤十字社「愛のかたち献血」p.10)
特に注目すべきは、輸血の約3割以上ががん患者の治療に使われている点です。がん治療では血球が減少するため、輸血が体力維持に不可欠となります。
輸血が必要な患者の年齢分布
- 50歳以上:87.7%(圧倒的多数)
- 0〜29歳:4.4%
この数字は、日本が世界有数の高齢社会であることを如実に示しています。輸血を必要とする人は今後も確実に増え続けます。
→ 需要が増える一方、供給(献血者)は減少しているのが最大の課題です。
「ありがとうの声」が示すのは“温かさ”ではなく“現実”

献血ルームの掲示やいただいた冊子には、輸血によって救命された方の声が載っています。温かな気持ちをいただきつつ、ここで注目すべきなのは「輸血がなければ治療が継続できなかった」という事実です。
- 「治療中に赤血球が不足し、輸血で危機を乗り越えました」
- 「輸血製剤がなければ退院ができませんでした」
- 「家族と過ごす時間を守ってくれたのが輸血でした」
これらの言葉は、献血が“誰かの治療の継続”を支えているという医療的現実を端的に示しています。
若年層の献血者が減っている背景──社会構造の変化が直撃
厚労省・日本赤十字社のデータによれば、
- 10代〜30代の献血者数は10年で約31%減少
- 10代献血率は4.7%と低水準
- 少子化により「献血可能な若年人口そのもの」が減少
さらに、生活スタイルの変化も影響しています。
- 仕事・学校が多忙で時間的余裕がない
- 献血の重要性を知る機会が減っている
- 「痛そう」「怖い」「安全なの?」という心理的ハードル
供給力が減り、需要が増える──これは日本の医療にとって確実に大きなリスクです。
献血に関する不安と安全性──医療基準は世界でも高水準
献血をためらう理由で最も多いのは「痛み」と「安全性」です。ここでも冊子の科学的な情報を整理します。

痛みについて
献血で使用される針は滅菌済みの単回使用(使い捨て)です。痛みは注射針を刺す一瞬だけで、採血中はほとんど感じません。
感染症リスクについて
日本赤十字社は以下の検査を義務化しています。
- NAT(核酸増幅検査)
- 血液型検査
- 感染症検査(HBV/HCV/HIVなど)
世界的にもトップレベルの検査精度で運用されています(冊子 p.19)。
体への負担について
安全基準を下回る場合は、採血そのものが中止されます。
さらに、採血後は職員が体調変化を確認し、10〜15分間の休息が必須です。
→ 心配される不安の多くは、現代の医療基準ではすでに対策済み であることが分かります。
まとめ──献血は「未来のため」ではなく「今日の医療を支える行動」
今回の献血体験を通じて感じたのは、献血は「いつか役立つかもしれない」ものではなく、
“今まさに必要とされている医療インフラ” だということです。
- 血液は人工的に作れない
- 長期保存できない
- 高齢化で輸血需要は増え続ける
- 若年層の献血者は減少している
つまり、私たちの“今日の献血”が、数日後には誰かの治療現場で使われている可能性があります。
献血は手軽にできる社会貢献でありながら、日本の医療を支える非常に重要な仕組みです。これからも継続的に参加し、微力ながら社会に貢献していきたいと考えています。

あとがき
ライターのあおやんです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
いろいろデータも調べて献血の意味も勉強してみましたが、この献血の体験のおかげで『人の役に立ったな』と幸せな気持ちになったのは大きな収穫でした。
これからも献血の習慣を継続していきたいと思います!
※ChatGPTにサポートしてもらい記事を製作しました。
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